パキ義援金送付先の選択
2005-10-12


パキスタンでの地震、情報が入ってくるようになりましたが絶望的な情報ばかりです。
数は少ないでしょうが、このブログを見ていただいている人にも協力していただきたく自分なりの寄付先の選択をしてみました。

今、パキスタンに必要なもの
それは、食料・毛布・テントでしょう。
これから冬を迎えるパキスタン、特に震源に近い北西部は山に囲まれ非常に冬の厳しい地域です。

どこに対して寄付を行ったら最もパキスタンの人のためになるのだろうか?
そう考えて自分なりに寄付先を選択してみました。

まずは詳しくはこちら[LINK]をごらんください。
ページ中ほどに義援金の寄付等を受け付けているリストがあります。

このリストの中から以下の条件で寄付先を考えていきました。
@可及的速やかに一定量以上の食糧・毛布・物資援助を行える
A会計・運営が透明である
B組織的な医療活動が行える
C援助物資が現地調達ではない
緊急援助では結構Cが重要なんです。日本のNGOには現地で調達すれば現地に金が落ちて経済が回るという団体もありますが・・・
緊急援助でそれをやったらどうなるのでしょうか?
近隣都市・近隣国で物資購入が突出すれば価格が高騰するのが見えてます。
これで迷惑するのは被災者や現地の人。

自前で輸送網を構築できないようなNGOが、後先を考えずに現地で買ったものを現地で配って、”支援を行っている”とPRを行うケースが多いのです。
アフガニスタンでも見ました。
だからこそ支援先をキチンと選ばないといけません。


以上条件で検討を行った結果
国連WPF協会[LINK]


日本ユニセフ協会[LINK]
以上二つに本当に小額でありますが寄付をしました(日本ユニセフはまだ)

この二つを選択した理由は
●国連WPF協会
 名前でわかるように食料関連に強い(WPFは世界食糧計画)
 世界組織で比較的備蓄量があるため速やかな配布が可能
●日本ユニセフ
 言うまでもない有名な組織
 パキスタンにも援助物資の備蓄倉庫を持ちすでに配給開始
 

寄付してもいいかな?と思った団体
●日本赤十字
 これも言わずもがな
 イスラム社会の赤十字社である赤新月社との協力が可能
 医療物資の不足はもうすでに起こっており、現地に薬を送れる組織である。

支援を見送った団体
●AMDA
 医療援助を中心とした団体のようですが、運営の透明性がわからないので見送り。
●セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
 印象は悪くないのですが、今回の災害では求められている活動を行うと、従来の活動領域を超えるのではないか?という疑問で見送り。
●ピース○ィングジャパン
 私はここには寄付しません。
 選択事項のCにも引っかかるようですし
 以前書いたこちら[LINK]をごらんください。(あくまでも個人の考えです)
●日本国際ボランティアセンター
 どっちかって言うと”頭でっかちな”イメージのある団体なので見送り。


これを見ていただいたあなたも考えていただけませんか?
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