タイトルにいきなり"水車を壊してみた”などと書きましたが、犯罪行為を犯したわけでも器物破損を行ったわけでもありません。
マギラワシクテスイマセン
前にこのブログ
シリアの旅 ハマ1[LINK]で書かせていただきましたが、二度目のシリア入国&ハマ訪問時には水が少なく廻っていない水車が多くありました。
そして水車の廻らないこの時期は水車の修理の時期でもあったようです。
前回のハマ訪問時にたまたま散歩の途中で水車の管理をしているおっさん達と知り合う機会がありました。
でこのとき、動かない水車しかないとわかっていながら散歩に出てみたら、見たことのあるおっさん達が元気に水車を壊している風景に出会ったのです。
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禺画像])
これがそのときの風景
本当に斧で叩き壊すという表現がぴったり来るような光景です。
但し、壊すといっても水車の最も外周部にある川の中に入って水をくみ上げる部分のみ。
内側の部分には手をつけません。
向こうも「たまご」を覚えていたようです。
(自分は不幸なことに”かなりデカイ”&”だいぶフトイ”と非常に人に覚えられやすい体格をしています。犯罪には向きません、ハイ)
以前会ったときの写真を渡したり、写真を撮らせてもらったりしていたら、いきなり斧を渡されてジェスチャーで”やってみい”とのこと。
一斧だけ入れさせてもらいましたが、おっさんほどうまく壊せませんでした。
おっさんらには笑われるし・・・・orz
タイトルの真相はこんなもんです。ショボイです。
でも悔しいからどうやってうまくやるのかよく見ていたら発見。
壊したい部分ではなく、それを水車に取り付ける支柱側に斧を入れるのがコツのようです。
ところでこの水車、少しずつまわしながら周りを壊していくのですが、どうやって水車をまわしていくのかというと。。。。。
やっぱり人力
正確には人の体重
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禺画像])
こんな風にいろんなところに人が乗ってバランスをとって水車を止めています。
一つ壊すごとに、人が移動して少しだけ水車をまわします。
これをぐるッと一周行うときれいに水車の骨組みだけになるのです。
水車がある程度まわると上の支柱に上がっていくのですが、見た風景を脳内で高速再生するとまるで”ねずみ車”状態。
少し面白かったです。
壊し終わったら新しい部品を組み込んで作り上げていきます。
水につかる部分に比べると、支柱というか骨組みの部分はそう頻繁には作り直さないみたいです。
詳しい話は会話が成立しないのでよくわかりませんが、おっさん達の身振り手振りによると、数回外周部分を変えたら骨組み部分も含めて水車の木造部分全部を作り変えるとこのと。
この作業は、さらに大掛りのようです。
帰りにはまたスークへ
あまりうまい写真では無いのですが、
この写真がハマの写真で一番のお気に入りです
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禺画像])
一番スークの”空気感”が出ている気がするんです。
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禺画像]) まあまあ→
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