カーリエ美術館のすぐ側にもう一つ見ておくべきものがあります。
とはいっても非常に長大なこの遺物、ちょっと足を伸ばせばイスタンブールのあちこちで見ることが出来ます。
それは「テオドシウスの城砦」イスタンブールの旧市街を取り囲むように作られた城壁です。
この城壁、ローマ・ビザンツ時代から存在しておりコンスタンティノープル陥落時も崩れることのなかった強固なものです。
じゃあ何でコンスタンティノープルは落ちたのかと言うと・・・鍵の閉め忘れとの事。
どんな強固な城砦もそれじゃダメですわな。
何事も管理する人次第、こればっかりは今も昔も変わらない気がします。
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カーリエ美術館からの行き方は極めて簡単。
目の前に見える道路をただただ坂の上に向かって登るのみ。
非常に簡単にたどり着くことが出来ます。
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城砦の表面を見ると結構バラバラ・・・
まあ何世代にもわたって修復されているそうですからね。
まあ、この程度はご愛嬌でしょうね。
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こんなおっちゃん達が修復しています。
中東をあちこち旅していていろんな地域の修復風景を見ているのですが、共通しているのは従事する人皆作業着ではない事。
個人の請負なのでしょうか、皆バラバラの服装。
この辺りもお国柄なのでしょうかね?
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見栄えの良い城砦を探して壁伝いにうろうろするとこんな風景にあたりました。
もう修復というより新築事業な感じ。
これで良いのかしら?と感じてしまいます。
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こういう感じのほうがなんとなくいい感じです。
まあ修復・新築の城砦も10年もすれば500年以上前からそこに在るかのような風情になるのかもしれませんが・・・
ちなみに一個だけですが修復作業のお手伝いで石を積みました。
あの城砦を作った(修復した)のはワシとも言えます。
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