先週の土曜日に行われた認定試験。
結果は燦々たるものになりそうです。
(発表は22日→明日)
その問題の中で肝炎に関する出題がありました。
問題も、選択枝すらよく覚えていないのですが肝になるポイントが
キャリア化の有無
激症化の有無
というものでした。
その選択枝の中に「E型肝炎」が入っていたわけです。
幸いなことに私はE型肝炎が経口感染であること、激症化することがあることを知っていたためこの問題を落とさずにすんだのですが試験終了翌日に普段巡回しているブログに情報を発見。
→
”えぇ!?獣医さんが鉄砲持つってヤバくない?”[LINK]内の
”ハンターとE型感染症。”[LINK]という記事。
獣医学会で発表された最新の情報を非常に詳しくレポートしてくれています。
読んでいただくのが一番いいのでしょうがかいつまんで紹介。
@E型肝炎ウイルスは変異性の高いRNAウィルスである
A通常の養豚場では100%の豚がHEV感染をおこしている
B感染は一過性で、感染をおこした豚でも出荷時(6ヶ月程度)には大半の豚はウィルス陰性になる
C日本での人への感染の多くは狩猟獣の生食で、販売食肉による感染報告は北海道で一件のみ(生ブタレバー)
D経胎盤感染が成立しないため、SPFブタは安全
この要点を国試対策メモとしてまとめなおすと・・・
@肝炎でDNAウィルスはB型肝炎のみ、後はRNAウィルス
Aまれな疾患とは限らない可能性→国試にいつ出てもおかしくない
B感染しても陰性化→キャリア化はしない
C国家試験終了までは生食はやめよう
D経胎盤感染が成立しない→母児間感染はしない
という感じでしょうか。
安全性については火を通す限りは問題ないでしょう。
生食については危険性をきちんと考える必要がありますね。
狩猟獣については感染の状態が個々の固体で異なる点も考慮すると封印。
(感染からの期日が長いならばすでにウィルスは陰性化している可能性があるわけですが何時感染したかなんて解りません)
一般的な食肉でもリスクはゼロとは言えないでしょうね。
(限りなく低いのでしょうが・・・こればかりは)
まあ私個人としては、宇ち多”のレバナマは国試が終わるまでは封印です。
これから国試までの期日は免疫力も低下して行くでしょうし・・・・
今とるべきリスクではないのでしょうね。
知ったがゆえに食えなくなる部分も多々ありますがよい勉強になりました。
(もう国試でどんな肝炎関連の問題が出ても大丈夫そうです)
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