今日、紹介するのはラタキアで見つけたラマダンならではの風景です
先日紹介した「ガラガラの茶屋」も断食月にしか見られない風景の一つですが
もう一つはこちら
[LINK] (
禺画像])
これは屋台のナツメヤシ売り
デーツともディーツともいわれる干し棗を売っています
まあお店に行けば一年中売っているものではあるのですが、この時期は屋台が出たり目立つ陳列になったり、特に熱心に売られています
その理由の一つがイフタル(断食月の夕食)にあります
まあ、一般的には断食時の日没後のご馳走的な意味合いで使われることが多いようです
でも本来の正式なものは、日没後口の乾きと空腹を少しだけ満たす軽食なんだそうです
本当に厳格なイスラムけ教徒宅で饗されるイフタルは
コップいっぱいの水、数粒のナツメヤシのみだそうです
これをいただいた後、モスクでお祈りをすませ、本番のご馳走になるのが正式なものだそうです
だからこの時期の食卓にはナツメヤシは欠かせません
そんなわけでこの時期にはこんな風景が街角にあふれています
[LINK] (
禺画像])
これは何の風景でしょうか?
以前、
”こちら”[LINK]で紹介したファラフェルサンド屋さんの風景です
気がつきますでしょうか?
窓に新聞紙が貼ってあります
実はこれもラマダンならではの風景
断食を我慢できずに食べてしまうのは恥ずかしいこと
だからラマダン中の昼間に営業しているレストランでは外から人に見えないように囲いをします
トルコ等ではカーテンが多いと聞いていましたがラタキアでは新聞でした
しかも、窓に直貼り
結構高級そうな店でも新聞紙でしたから、新聞紙がまあ一種の符牒なんでしょうね
お気づきのように店の内側から写真を撮っているということは・・・
“たまご”も我慢をできなかった恥ずかしい人というわけです
ラタキアの紹介はもう少し続きます
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